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STRATEGY PROJECT PAGE7

 ★ 危険物取扱者

 

 甲種危険物取扱者

全ての種類の危険物の取扱いと立会いができる

 

 乙種危険物取扱者

第1類〜第6類のうち自分が免状を交付されている類の危険物の取扱いと立会いができる

 

 乙種第1類

酸化性固体(塩素酸カリウム、過マンガン酸カリウム、次亜塩素酸ナトリウムなど)

 乙種第2類

可燃性固体(硫黄、赤リン、マグネシウムなど)

 乙種第3類

自然発火性物質及び禁水性物質(ナトリウム、リチウム、黄リンなど)

 乙種第4類

引火性液体(ガソリン、灯油、軽油、エタノールなど)

 乙種第5類

自己反応性物質(ニトログリセリン、トリニトロトルエン、アジ化ナトリウムなど)

 乙種第6類

酸化性液体(過酸化水素、硝酸など)

 

 丙種危険物取扱者

第4類に属する危険物のうちガソリン、灯油、軽油、第3石油類(重油、潤滑油及び引火点130度以上のものに限る)、第4石油類及び動植物油類のみ取扱いができる。丙種の有資格者による立会いはできない)

 

甲種か乙種の該当する類の有資格者が作業に立ち会えば、無資格者も危険物の取扱いができる。セルフ式ガソリンスタンドの運用はこれを利用して成立している。

 

そのため、セルフスタンドでは、たとえ深夜帯などで一見無人に見える状態であったとしても、実際には事務所内のモニターカメラなどを用いて甲種か乙種第4類の危険物取扱者の有資格者による遠隔監視が常時行われている

 

これにより、危険が発生すれば遠隔操作でバルブ閉鎖などの措置を取ることを可能とするシステムが構築されている。

 

丙種の有資格者は自身による取扱いのみが認められており、無資格者による取扱いへの立会いはできない。

 

危険物取扱者の中でも、乙種第4類(俗に「乙4(おつよん)」と通称される)は取得者数が突出して多い。これは乙種第4類がガソリンスタンドの運用やガソリンスタンドにガソリンなどを輸送するタンクローリーの乗務や、製造工場で広範に利用される有機溶剤の取り扱いに不可欠な資格の1つであることから社会的需要が高い一方で、学歴や実務経験なども問われずに誰でも受験・取得可能なことが関係している。

 

丙種でもガソリンスタンドの店員レベルの業務や、ガソリンや軽油など、ごく一部の危険物を積載したタンクローリー乗務は可能だが、企業が求人の際、乙種第4類取得者であることを条件とすることが多い。

 

                                出典:wikipedia

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